今回は、東温市が誇る大自然「滑川渓谷」の紹介です。
「滑川渓谷」は東温市が誇る絶景スポットの1つ。
緑に囲まれた中、沢登りを楽しむこともできるんです。
また、渓谷奥にある「竜の腹」と「奥の滝」の景色は圧巻の一言。
長い年月をかけて創り上げられた自然の壮大さを感じさせられます。
滑川渓谷の魅力、マイナスイオンによる癒しを感じてもらえれば嬉しいです。
アクセス
〒791-0323 愛媛県東温市明河 海上
川内ICから国道11号線を西条方面へ。
桜三里レストパークを超えて少し走った所で「滑川渓谷」の看板が現れます。
案内通り、右折(県道302号線)してそのまま道なりに走ります。
道は滑川渓谷で行き止まりなので最後まで上ってきてください。
道路は狭く、離合ギリギリであったり、道幅が広がる場所までバックしたりする事も・・・
上に上がるにつれて狭くなるので注意してね。
駐車場は滑川渓谷入り口のすぐ手前にありますが、7台ほどの駐車になります。
すぐそこに有料駐車場もありますが、それほど広くなかったので、土日の場合は早めに行くことをおすすめします。
滑川渓谷
沢への橋を渡って、一枚岩でできた約1kmにも及ぶなだらかな川床を歩いていきます。
川床を滑るように流れる水の様子は、渓谷の名前「滑川」にぴったり。
まさにそのものを表しています。
川床は幅も広く、その全体に澄んだ水が穏やかに流れています。
この水の流れによって、長い長い年月をかけて侵食されてできたのが、この滑川渓谷の素晴らしい景色なんです。
周りは緑に囲まれ、まさに「ジブリ」の世界!!
水の流れる音とひんやりと気持ちいい水の感触、太陽の光が水に反射して所々キラキラ光っているのも綺麗。
日常を忘れさせてくれる景色がありました。
橋を渡ったり、はしごがあったり・・・
途中からは遊歩道も設けられています。
所々に池のようなものがあるのですが、これは「甌穴」と呼ばれるそう。
甌穴とは・・・
河床や河岸が硬い岩盤からできている場合に生ずる円形のくぼみ。かめ穴、ポットホールpot holeともいう。岩盤の表面に凹凸があると、そのくぼみに落ち込んだ礫(れき)が渦流によって回転し、岩盤を削って円筒形の穴を掘る。
コトバンクより引用
大小様々な大きさの甌穴を見ることができました。
どれだけの年月をかけてできたのでしょう。
自然の凄さがうかがい知れますね〜。
剥き出しになった岩肌に沿って沢をどんどん進んでいきます。
もうマイナスイオンがすごい!!
溢れて溢れて溢れ出てます。
そして真夏なのに、とっても涼しくて・・・
水も本当に冷たくて冷たくて・・・
とても気持ちのいい避暑地でした。
そして、写真を見ても分かるように、岩肌の迫りくる景色。
実際にこの場に立つと息をのむ迫力があり、ただただ圧倒される自然の壮大さがありました。
奥の滝を中心に、竜の腹と呼ばれる岩肌でぐるりと囲まれています。
ここのあちらこちらに積み石も見られましたよ。
どんな服装で行けばいい?
沢を登っていくのでサンダルなど濡れてもいい履き物で出かけましょう!
特におこさんの場合、滑りやすいので、クロックスのようなつっかけタイプは避けた方がベター。
年少と小1の子供達は何度もツルッと滑っていたので、濡れてもいい服装で!
今回は水着にラッシュガードで行きました。
他に水着っぽいお子さんは1人しか見かけませんでしたが、普段着で来ていたお子さんがかなり濡れてしまったのも見かけました。
親としては濡れても気にならないので水着でよかったです。
沢登りが難しい小さなお子さんの場合は・・・
滑川渓谷は遊歩道が設置されているものの、沢を登る箇所もあるのでどうしても滑りやすい場所です。
小さなお子さん連れで600m先の「奥の滝」まで歩いていくのは難しいかもしれません。
そういった方は、奥の滝まで行かずとも、入り口近くの沢をパチャパチャ歩いてみるだけでもひんやりとした気持ちよさを感じられるかもしれません。
また、滑川渓谷までの道中に「なめがわ清流の森」という、浅瀬の川遊びを楽しめる場所もあります。
川沿いに駐車場も整備されていましたし、親水階段が広々と整備されているので、小さなお子さん連れにも安心な場所かなと思います。
おわりに
今回は東温市の壮大な自然を感じられる場所「滑川渓谷」を紹介してきました。
迫力ある景色、沢の冷たさ気持ちよさ、緑の爽やかさを感じながらゆっくり散策できる場所。
きっと写真以上の迫力と感動を味わえるはずですよ。
機会があればぜひ訪れてみてくださいね。