子供に自分達の住んでいる国のこと、都道府県について興味を持って欲しい。
でもどうやって興味を持ってもらおう?とお悩みの方も多いのでは?
授業でも都道府県の授業はありますが、
できれば、勉強しなきゃと構えるのではなく、抵抗感なく楽しく学んで欲しいところ。
我が家でも、都道府県に興味を持ってもらうためにいくつか試したのでご紹介します。
おすすめ① 地図パズル
地図パズルは幼児から楽しめる、都道府県を学ぶきっかけになる定番知育玩具です。
くもんの都道府県パズルは、レベルに応じてパズルができるよう、2種類のピースが用意されています。
1つ目は、地方によって色分けされている基本バージョン。これでどの都道府県がグループになっているのか感覚的に掴めますし、パズルをはめた時に色分けされた状態で完成するので、視覚的に地図上でどのようにグループ分けされているかも分かります。
2つ目は、全てのピースが同じ色の応用バージョンです。
色分けされていない分、難易度が格段に上がります。
ピースには、都道府県名が漢字で印字されていますが、平仮名の都道府県名のシールも同封されているので、幼児からでも挑戦可能です。
また、都道府県名を隠してピースの形だけで当てられるよう、無地の「目隠しシール」も付属されています。
子供のレベルに応じて都道府県パズルを楽しんでみてくださいね。
タイムを測って家族で競ってみるのも、ゲーム感覚で盛り上がります。
パズルの他に、何種類か「地図」も付属されています。
- 都道府県確認地図
- 地形図
- 特産品・名所の地図
- 世界遺産の地図
- 白地図
眺めてもいいし、自分で書き込んでもいいし…色々な使い方ができそうです。
おすすめ② にゃんこ大戦争
子供達に大人気のにゃんこ大戦争からお勉強シリーズの本も出版されています。
「にゃんこ大戦争でまなぶ!47都道府県」
都道府県の学習を始めたいけど、堅苦しい教材は嫌だというお子さんに、好きなキャラクターの学習本はいかがでしょうか。
息子は自分からこの本が欲しいと購入しました。
特に読みなさいと言うこともなく、自分から進んで読んでいます。
息子いわく、にゃんこ達がお話し形式で教えてくれるから分かりやすいし、楽しく読める!んだそう。
にゃんこ達のお話しは短めの「ふきだし」形式なのでパッと読めますし、
ふきだしの色分けもされているので更に読みやすい。
かわいいにゃんこキャラクターもたくさん登場するので、字ばかりで飽きることもなし。
「にゃんこ大戦争でまなぶ!47都道府県」の内容
- 各都道府県の地図に特産品や有名な場所の記載
- 少し難しめ、知っていたらすごいと言う内容が各都道府県3つずつ
- ご当地クイズ(都道府県ごと、地方ごと)
ご当地クイズは基本問題、まあまあな問題、激ムズ問題とレベルがあって、挑戦しようという楽しみも出てきますよ。
読むだけではなく、学校の自主学習ノートに学んだ事を書いたり、家族にクイズを出題してくれたりしています。
宿題は嫌だとなかなか始められない息子ですが、
「にゃんこ大戦争でまなぶ!シリーズ」は苦もなく楽しめているので、同じようなお子さんにぜひ試してもらいたい。
おすすめ③ 桃太郎電鉄
桃太郎電鉄は2023年で35周年を迎える国民的人気ゲーム。
ゲーム内容
それぞれのプレーヤーが鉄道会社の社長として日本各地を旅しながら物件を買い集め、総資産を競うゲーム。
Switchゲームやボードゲームがありますが、基本的な内容は同じです。
ゲームなので抵抗感なし。
都道府県名だけでなく、県庁所在地などの都市も登場。都市名を知るきっかけにも繋がります。
目的地となった都道府県の各駅に辿り着くまでに、いろんな路線を通るので、近い遠いなどの距離の感覚もなんとなく掴めたり、物件カードに各都道府県の特産品や有名スポットが書かれていたりするので、どんなところか興味を持てそう。
地理に興味を持ってもらう目的がなくても単純に楽しい!家族で盛り上がるよ。
学校教育機関が導入できるよう、「桃太郎電鉄の教育版」もあるそう。一般的なゲーム版とは異なる機能もあるようですが、コンセプトは同じ。
学校教育の場に桃太郎電鉄がとり入れられている事に驚きましたが、楽しみながら学べる教材は魅力的だね。
おすすめ④ るるぶの学習地図帳
旅行ガイドブックで有名な「るるぶ」は、学習に使える地図帳も出版しています。
「るるぶ 地図でよくわかる都道府県大百科」は34万部を突破。2022年に改訂され、最新情報にアップデートしています。
写真やイラストで旅行気分が味わえながらも、地形や川の位置、伝統工芸品や名産品などを知ることができます。気候や農業、世界遺産などお勉強に役立つ内容も盛り込まれボリューム満点。
三男一女を全員東大理3に合格させた「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんも推薦されている地図帳です。
パラパラと興味のあるページを見るだけでも都道府県の学習入門に一役買ってくれそう。
おすすめ⑤ 旅行はリアルな都道府県を知る絶好のチャンス
本やゲームからでは学べない旅行は、リアルな都道府県を知る絶好のチャンスです。旅行といっても、旅の最中だけではなく、旅行の計画や旅行の後の思い出話と、都道府県について触れる時間はたくさんあります。
旅行の計画
まず、旅行の計画ですが、子供にも行き先を決めてもらったり、パンフレットを一緒に見たりして興味を持ってもらうのが大事かなと思います。
我が家は、子供達にるるぶなど、旅行の本を何冊か渡してどんなところに行ってみたいかを考えてもらいました。
必ずしも要望が叶うわけではないですが、行ってみたい、面白そうだなという場所に付箋を貼ってもらうと、子供達の興味もわかるよ。
その際に、都道府県名や地図ではどの辺りなのかを一緒に見て、近いのか遠いのか、どうやって行くのかを話すよ。
行き先が決まっている場合だったら、その土地のご当地グルメや有名なものを一緒に調べてみるのも◎。
YouTubeでその土地の動画を探して見てみるのもおすすめです。
旅行中
旅行中は、いうまでもなく発見の連続。
自分達が住んでいる場所と雰囲気が全然違う事を見聞きしたり、逆に似たような場所を見つけたり…
その土地にしかない場所や食べ物に触れることで、リアルに覚えられますし、都道府県について興味を持つ絶好の機会になります。
また、移動中も学びのチャンスに。
自宅から旅行先に向かうには、車や新幹線、飛行機などどんな移動手段があるのか、どれくらい時間がかかるのか。高速道路だったら、県境の標識を見てみたり…
実際に体験しながら見聞きしたことはすんなり頭に入ってくるかも。
SAサービスエリアや前回だと大分の地獄めぐりなど、スタンプが置いてあるところもあるので、ノートを持って行くのもあり。これが結構後にも残って、少しずつ集めるという楽しみにもなります。
実際、旅行からしばらく経ってからどんな思い出がある?と聞いたら、スタンプいっぱい探したの楽しかった!と言ってたよ。
旅行後の思い出
ご当地モチーフのお土産やポストカードを買ったり、先ほど紹介したスタンプなどを集めたりが思い出に。
旅先がどんなところだったか思い出話に花を咲かせてもいいし、日記に残しておいたり、
旅先のパンフレットや切符などをスクラップノートにまとめたりしておくと、何度も振り返られて◎です。
まとめ
- 日本のこと、都道府県について興味を持って欲しい。
- 授業で学び始めたので自宅でも楽しんで学んで欲しい。
- 勉強嫌いだけど、楽しく学ぶためのきっかけが欲しい。
こんな方におすすめの方法を5つ紹介しました。
おすすめ方法
- 地図パズル
- にゃんこ大戦争で学ぶ!47都道府県
- 桃太郎電鉄
- るるぶ 地図でよくわかる都道府県大百科
- 旅行
これなら楽しく学べそう!興味を持つきっかけになるかも!と感じたものがあれば嬉しいです。
「にゃんこ大戦争で学ぶ!」や「るるぶ地図でよくわかる」はシリーズで何冊か出版されており、こちらもおすすめです。