息子達お気に入りの絵本、「くれよんのくろくん」を紹介します。

お絵描きをする事が増えたことと、かわいいくれよんの絵に惹かれて長男が3歳くらいの時に購入しました。
今では次男も気に入って寝る前の読み聞かせの時に選んで持ってくることが多いです。
どんなお話?
新品のまま箱に入ったくれよん達。
ある日、退屈でいやになっちゃう!ときいろくんが飛び出すと大きな画用紙を見つけます。
描き心地のよさに大喜び。
他のくれよんを次々に呼んできて木や花、地面や空を描いていき、色とりどりの絵を完成させていきます。
そんな時、くろくんが言います。
「ねぇ、ぼくは?ぼくはどこをかけばいいの?」
しかし、みんなはくろくんを仲間に入れようとしません。
何でぼくはこんな色なんだろうと寂しくなるくろくん。
そんなくろくんをシャーペンのお兄さんが励まします。
しばらくすると楽しくお絵描きをしていたくれよん達はケンカを始めます。
自分の絵に夢中になりすぎて絵がめちゃくちゃになってしまったのです。
そんな中、シャーペンのお兄さんの驚きの提案で、くろくんはみんなの絵を真っ黒に。
他のくれよん達は驚きます!
しかしシャーペンで削っていくと素敵な絵が浮かび上がってきます。
くろくんがいたからこそできた絵です。
みんなはくろくんのすごさを認め、喜ぶのでした。
私はこの完成した絵を見たとき思わず「おぉ!!」と声を出してしまいました。
とても感動したことを覚えています。
それぞれに個性があり、それぞれにしかできない事がある。お互いの個性を認め合うと大切さと、個性と個性が合わせると更に素敵で驚くような事ができるのだなと感じました。
くれよんのくろくんはシリーズ第1弾で現在、第4弾まで出版されています。
大人気のくれよんシリーズはなんと、すごろくまで発売されていました!
作者のなかやみわさんは他にも「どんぐりむらシリーズ」「そらまめくんシリーズ」「やさいの学校シリーズ」などストーリーはもちろんのこと、表紙を見るだけでかわいくてワクワクする絵本をたくさん描かれています。
⇒なかやみわさんの作品情報はコチラ
ぜひ覗いてみてください。お気に入りの絵本が見つかるはず!
おまけ:くろくん達の絵をマネしてみました
「くろくんの絵を描きたい!」という長男、チャレンジしてみました。

できた!と見せてくれましたが、くろくん達のようにはっきりした線が見えません。
どうやったらいいか考えて・・・再チャレンジ!

下地の色は隙間なく塗り、シャーペンで削ったときに色とりどりになるようにしました。
下地の色を黒で塗りつぶすのもなかなか大変な作業です。
もっと大きなサイズの紙に描こうとしていましたが、小さくして正解でした(;´・ω・)
そして出来上がった絵がこちら♪

虹色になっていい感じです!!
長男、大満足で壁に飾りました^^
絵本からお絵描きに発展させたり、このような絵の描き方をスクラッチ技法と呼びますが、この導入として絵本を読んだり・・・
3歳の次男の場合は「これは赤やね~、これはピンク、これは~なんだっけ?あ、きみどりか!」というように色あて遊びになっていたり、「くろくん、しょんぼりしとるね~」「みんな怒っとる!」と表情を読み取って教えてくれたり・・・
絵本からたくさんのことを発見したり、学んだりできますよ!
くれよん達の世界、ぜひ覗いてみてくださいね♪