笠松山は愛媛県今治市にある標高357mの山。登山初心者でも挑戦しやすい低山との事で、3歳と6歳の息子と一緒に初挑戦してきたよ。
笠松山のおすすめポイントは何と言っても山も海も見渡せるパノラマ絶景だよ!
のどかな瀬戸内海の海に浮かぶ島々やそれに架かる来島海峡大橋、山の緑にのどかな田園風景を堪能してね!
アクセス
笠松山は今治市朝倉地区に位置します。
今治市役所朝倉支所から東の頓田川を渡って進んでいくと、東予福祉会朝倉作業所が見えてきます。
これを過ぎると「野々瀬古墳群」の看板があり、三六九寺という寺に続きます。
そのまま少し進むと、野々瀬下の登山口につながる遊歩道が現れます。
更に上へ進んでいくと野々瀬上の駐車場へ到着しますよ。
笠松山登山
今回、私達は駐車場やトイレがある野々瀬上の登山口から登りました。
笠松山は登山口が3ヶ所あり、登山も下山も同じルートの場合は車の心配をしなくていいのですが、別ルートを歩きたいという場合は、
野々瀬下の登山口を出発→野々瀬上の登山口に下山のルートをおすすめします。
- 野々瀬下からの山道は山肌がむき出しで砂地の個所が多く、斜面が急なため下山時に滑りやすかったため。
- 野々瀬下から駐車場のある野々瀬上までは坂道が続き、登山後に車を取りに上に向かって歩くのがキツかったため。
幼稚園児も一緒だから、少しでも負担が少ない方が嬉しいよね。
どちらからでも登れるけど、実際登ってみて野々瀬下からの出発するルートにすればよかったかなと感じたよ!
では、今回は野々瀬上からのルートを紹介していくね。
そうそう!トイレは駐車場に和式トイレがあるのみ!山道にトイレはないので注意してね!
では、出発!
コンクリートで整備された道を歩くよ!
比較的歩きやすいのかなと安心。
少し進むと・・・
登山口が見えてきます。
あれ!?既に足場が悪い?急な坂道になりドキドキ。
これが続くのか・・・大丈夫なのか?
でも普段見かけない植物を見たり、心地よい鳥のさえずりが聞こえてきたりと楽しい。
木々に囲まれているので、案外涼しいです。
笹松山と世田山の分岐点にやってきました。
今回は、笠松山のみの登山です。
ちょっと汗ばんできましたが、子ども達はまだまだ元気です。
「ここは滑ったらいかんけん、こっち歩くね」
「冒険みたいやね」と楽しそうにしてくれていました。
そして、こちらは本日1番の難所でしょうか・・・
長い長い階段が待ち構えていました。
でもこの階段を上ると・・・
開放的な景色が飛び込んできますよ。
所々に咲くつつじもきれいです。
緩やかな坂と比較的上りやすい階段とが交互にあるといった感じです。
しっかりとした階段に整備されおり、歩きやすい。
そして、こんな風に尾根を歩くことができるとは驚きました。
高い木があまりないので、両側から景色を見られます。
そして・・・
歩くこと30分程で、頂上へ到着!
今治市の街並みとしまなみ海道の来島大島も見えます。
のどかな田園風景も素敵。
一面に広がった田園が美しいですね。
観音堂から景色をみながら休憩です。
本当にいい眺め。
ここから野々瀬下登山口まで、1.2㎞の道のりです。
ここを少し降りると・・・
広場がありました。
テーブルとイスも。
ゆっくり過ごせそうです。
では、下山していきます。
ご覧の通り、山肌がむき出しで砂地の道になっています。
3歳の息子と手を繋いでゆっくり下りましたが、それでもつるっと何度も滑ってしまいました。
実は2008年に山火事があって、これはその名残なんだそう。
こちら側には背の高い木がないのが不思議でしたが、こういった理由だったんですね。
写真で分かるように、高い木がないせいで日光が直に照りつけてくるよ。帽子屋日焼け止めなど紫外線対策も忘れずにね。
階段と山肌の道を繰り返し。
登山時よりも下山の道の方が斜面が急でした。
やっぱりこちらの道から登ればよかったかな。
しばらく進むと木々の緑も溢れてきて涼しくなってきました。
ここまでくればあとひと踏ん張り。
6歳の息子はすいすい、3歳の息子はゆっくりながらも弱音を吐かず頑張っています。
こちらの看板が見えてゴールです。
あとは、車で通った時にみた遊歩道へと繋がります。
ここから駐車場まで・・・
長い坂道を歩いていく事になります。
流石に息子達にはキツイという事で夫が1人頑張って車を取りに行ってくれました。
お疲れさまでした。
何はともあれ子ども達と一緒に登れ、パノラマ絶景も見られとても清々しい気持ちで終えることができました。
機会があれば挑戦してみてね。