子どもと一緒に皿ヶ峰に登って来たよ!
皿ヶ峰は登山初心者でも楽しめる、幅広い世代に親しまれている山なんだよ。
さっそく紹介していくね。
皿ヶ峰登山
皿ヶ峰ってどんな山?
石鎚連邦の西に位置する標高1278mの山。
山の頂上がまるでお皿を伏したのような形をしていることから「皿ヶ峰」という名がついたそう。
この皿ヶ峰登山は複数のルートがあるのですが、今回は「風穴」ルートから登ってきました。
この「風穴」は標高975mに位置する上林森林公園にあり、頂上まで約300mの標高差を登って行くという事になります。
そして、「風穴」は夏になるとひんやりとした冷気が出てくることで有名な場所で、夏の避暑地としても知られています。
このちょっとしたパワースポットからの出発、なんだか幸先のいい感じですね。
トイレ
駐車場と一緒にトイレも整備されています。
洋式トイレでベビーキーパーあり。
多目的トイレにはオムツ交換台も設置されており、広々として使いやすいです。
綺麗に管理されていました。
以前は竜神平にトイレは設置されていたけど、平成28年に撤去されたの。
今は駐車場にしかトイレはないので、登山前に利用しておいてね。
皿ヶ峰登山
「風穴」のすぐ左に登山入口があります。
整備された階段を上っていくと、分岐点がありすぐに山道に。
石や木の根がむき出している所もありますが、
なだらかで整備された坂道で歩きやすいです。
木々の中を行くので、みずみずしい緑が綺麗で、ひんやりとした空気が心地いいです。
5月末の登山ですが、Tシャツに日焼け防止の上着で丁度良かったです。
子供達は半袖で丁度いい感じ。
下はスパッツを履いてけが予防に。
山道には様々な植物の説明札が設置されていました。
山ならではの植物を楽しむのもいいですよね。
木々の間から東温市の街並みを見ることも。
登山中に10数組ほど下山されている方に遭遇。
みなさん挨拶をしてくださり、子どもにもエールを送ってくださるので、子どものやる気もアップ。
少しすれ違うだけですが、山の方達の気持ちのいい人柄に触れることもできました。
途中、休憩ベンチが!
ありがたい・・・
この先は少し狭い道や急な石階段がある所もありますが、登りにくい場所にはロープを張ってくれています。
登山道としてしっかり整備されていますね。
そして、こんなおちゃめなモノも!
子供の発想のかわいさにホッと癒されます。
しばらく歩くと分岐点。
竜神平の方向へ進みます。
因みに…上林峠コースは現在(令和3年5月)崩土が発生して通行困難との事。
更に進むと案内板が・・・
竜神平経由で皿ヶ峰へ行くルートと、十字峠経由で皿ヶ峰へ行くルートに分かれます。
竜神平には愛媛大学山岳部が建てた山小屋やテーブルなどが設置されているからゆっくり休憩するならこちらから。
竜神平ルートだと、山頂まで木々の中を通るから涼しいよ。
十字峠経由の場合は皿ヶ峰頂上まで休憩場所はないから気をつけてね。
十字峠からしばらくは木が伐採された道を歩くので暑いかも。
でも、この道を振り返った時の景色はとっても見晴らしがよくて素敵なの。
今回、私は十字峠経由で山頂を目指してしまいました。
道はあるのですが、今までのようなはっきりとした道ではなく、一応あってるな~という道。
木の枝に赤や黄色のテープが目印として巻いてあるので、それを頼りに進むと安心です。
そしてそれを進んでいるとちゃんと1本の道になってきます。
ここからは急な段差や坂になり頑張りが必要でした。
十字峠に着きました。
先程の分岐点から十字峠までが1番登りにくかったです。
ここから山頂を目指していきますよ。
今まで木々の涼しい中を歩いていましたが、十字峠からは遮るものが何もない道になります。
紫外線対策をしっかりと!
どこまで続くんだろうとちょっと不安になりつつも、足を進めます。
お茶休憩のため立ち止まり、ふと振り返ると・・・
見晴らしのいい景色が広がっていました。
前を向いて歩いているだけだと気づけなかったと思います。
そして・・・遂に!!
山頂に到着!!
ベンチもあるので休憩もできますよ。
ここまでの登山時間は休憩時間も入れて、幼稚園児とゆっくり歩いて2時間弱でした。
なかなか気合と体力がいるので、普段のお子さんの運動量などを考慮してチャレンジを決めてくださいね。
竜神平
下山には竜神平を経由しました。
坂道をゆっくり下りていきます。
1列で進む狭い道やロープがないと危ない所が箇所ありましたが、基本的には歩きやすかったです。
そして・・・
竜神平に到着!
いきなり飛び込んできた景色に驚きです。
山の上にこんな広い場所があるなんて。
見渡す限りの笹原。
今は乾燥した感じでしたが、昔は湿原で青々と絨毯が一面に広がっていたんだそう。
この笹が広がる中、1本の細道がずっと続いていて・・・不思議な感覚でした。
そして、ここ竜神平には避難や宿泊に使える山小屋があるんです。
ここは愛媛大学山岳部が建てたんだそう。
中は2段になった寝床、広いテーブル。
竜神平日記や・・・
緊急時に使える道具なども置かれていましたよ。
山小屋とは思えないほど綺麗に管理されていて驚きました。
外にはテーブルベンチもいくつか設置されており、ゆっくり休憩することができますよ。
赤松と青空の景色もいい感じでした。
おわりに
いかがでしたか。
東温市で人気の皿ヶ峰登山。
登山入り口から山頂まで標高差300mで初心者でも楽しめるというのも納得です。
山道も整備されていましたし、お子さんとチャレンジするのもおすすめです。