家庭でお店のような本格的なピザが食べたい!でも、自分で作るのは難しいかな。
ピザ窯が欲しいけど、場所もないし、煙の心配もあるから難しい…
家だけじゃなくて、キャンプでもピザが作れたらな〜。
本格的なピザを、どこでも簡単に、煙の心配なく作りたい!
こんな欲張りな要望を叶えてくれるピザ窯が…
ありました。
今回紹介する「ENRO ガス式窯焼名人」は、
まさにこの要望を全て叶えてくれる夢のようなピザ窯。
家族や仲間との楽しくて、美味しい時間に一役買ってくれるおすすめのアイテムです。
今回は、ピザ作り初の筆者が、実際に使ってみた感想を「ガス式窯焼名人」のおすすめポイントと一緒にお伝えできればと思います。
この記事はこんな人におすすめ
- 美味しい本格的なピザを食べたい
- 煙が心配でピザ窯購入に踏み切れない
- ピザ窯を作るか購入するかを検討している
- ガス式か薪使用で迷っている
ENRO ガス式窯焼名人とは
素人でも本格ピザが焼ける
ピザ作り初心者が、「ENROの窯焼名人」で焼くと…
1回目がこちら。
焦げた部分もありますが、カリッサクッと焼けました。
そして、2回目がこちら。
形はご愛嬌ですが…
いい感じに焼き上がりました。
初心者でも、2回目でここまで作れます。
美味しそうにできたね。
ところで、このピザ窯を作っている「ENRO」ってどんなブランドなの?
「ENRO」ってどんなブランド?
「ENRO」は「ENJOY」と「炎」「炉」を組み合わせた造語からきていて、火を使ったアウトドア料理を楽しんでほしいという願いを持った会社です。
「火」を使って、手間ひまかけて作る料理は、人生を楽しむための最高の醍醐味との考えから製品を作っているそう。
実際、我が家にとっても、普段と違った非日常をワイワイ楽しめるピザ窯になったよ。
素人から本格派まで、満足度の高いピザを作ることができる「ENROのガス式窯焼名人」。
誰でも簡単に、本格的なピザができる秘密、
どこでも煙や場所の心配なくピザ焼きができる理由を詳しくお伝えします。
ENRO「ガス式窯焼名人」おすすめ理由
おすすめポイント① ピザストーンが回転する
素人でもいきなりそれっぽいピザができる秘密がこれ!
ピザストーンが回せる機能がついている!
本体底についた黒いノズルを回せば、中に置いたピザが好きなタイミングで回せるんです。
ピザを焼くときにずっと同じ向きのままだと、1箇所だけ焦げてしまうのでピザの向きを変える必要があるのですが、
窯の中にピザピールを差し込んで回転させて…
しかも、60〜90秒で焼き上げるだめにははスピーディな作業も求められる…
これは、初心者にはハードルが高いことだと思います。
うまくいかずに焦げてしまった、ゴソゴソしていて火傷してしまったなんてことも起こるかもしれません。
でも、「ENROのガス式窯焼名人」なら、自分の好きなタイミングで焦ることなくピザの向きが変えられます。
このピザ窯に決めた大きなポイントの1つでもあるよ。
窯には蓋がないので、ピザの焼ける様子、どこが焼けているか観察しながら、ピザを回転させられる所も失敗しにくい秘訣です。
おすすめポイント② 温度の上がりが早い 温度計付き
美味しいピザは400度以上もの高温で、60〜90秒と短時間に焼き上げなければならないのですが、家庭の電子レンジだと250度程度が限界。
でも、窯焼名人なら400度以上の高温に到達可能です。
そして、驚きなのが、温度上昇の早さ。
「ENRO」のHPには15〜20分と書いてありますが、実際やってみると10分もかからないで400度に到達しました。
ピザ窯内の温度上昇が驚くほど早いんです。お店のような石窯だと、余熱に120〜180分と時間がかかるそうですが(ENROのHPより)、ガス式だとあっという間。
焼きたいな〜と思い立ってすぐに焼くことができるってすごいことだよね。
ENRO 窯焼名人には、本体に温度計がついています。ピザ窯の商品の中には、温度計が別売りの場合もあるので、本体に取り付けられているのは嬉しいポイント。
いちいち温度計を当てなくていいので楽だね!
よし!やるぞ!火を起こすぞ!という気合いもいらないので、ピザ窯を使うハードルも下がって◎。身近に使える、使いたいと思える手軽さのあるピザ窯なのかなと思います。
お手軽なのに本格ピザを仕上げられるって最高です。
おすすめポイント③ 煙が出ない
ENRO ガス式窯焼名人を購入した決め手の1つが煙が出ないこと!
住宅地だとどうしても近隣への煙の心配が出てくるので、煙が出ないガス式はとても魅力的。
庭先やキャンプだけでなく、マンションのベランダでも気軽にピザ焼き体験ができそうです。
また、煙突がないデザインなので、シルエットもすっきり。
収納面でもポイント高い。
おすすめポイント④ 軽くて持ち運びやすい
「ピザ窯 ポータブル」で検索するとよくヒットする「ピザ窯KABUTO」(比較検討されている方も多いかも)が16kg程度なのに対し、「ENROガス式窯焼名人」は11.3kgと軽量。
また、ピザ窯の上部分に持ち運びハンドルがついているので、実際の重さより楽に持ち上げられる感覚です。太さもあるので、より握りやすく◎。
ハンドルが木製という点もおしゃれで、デザインのアクセントになっているよ。
また、収納袋がついている点も嬉しい。
本体にハンドルがあって持ち運びやすいですが、収納袋の方がより持ち手が長くなるので、アウトドアなど野外に持参する際に重宝しそう。
そして、何より、ほこりなどの汚れからピザ窯を守ってくれます。
本体の上から被せるタイプなので、楽にカバーできる点も◎。
本体を持ち上げて袋にきれいに収納するって、ちょっと面倒に感じるので、この被せるタイプの収納は気が効いてるな〜と感じました。
ENRO 窯焼名人でピザを焼いてみる
火をつけて庫内の温度を上げる
まず、火をつけて、ピザを焼くのに最適な400度以上に庫内の温度を上げます。
火の付け方は簡単。
コンロのようにつまみを推しひねるだけ。
ただ、「ENRO 窯焼名人」本体には、ガスボンベと接続ホースが付属していないので、別で購入する必要があります。
こちらについては、また後ほど説明しますね。
ENRO「ガス式窯焼名人」でピザを焼いてみた
今回は、ホームベーカリーで生地を作り、トッピングしました。
子供達と生地を伸ばして、どんなトッピングにするか相談する時間も楽しい時間になります。
使用した粉はこちら。
ピザの本場ナポリでシェア70%を誇るトップブランドのものです。ミーハーごころでこちらを用意してみました。
庫内が温まったら、ピザを庫内へ。
しかし、いざ!という時に、生地下の滑りが悪く投入しづらく…
打粉が足りなかったようです。
形は少し歪になりましたが、さっそく焼いていきます。
生地がぷく〜と膨らんで、チーズがじわじわ溶けていきました。
庫内は蓋がないので、開け閉めの手間もなく、先ほども書きましたが焼き加減を見ながら、手動でピザを回すことができます。
焦げ付かないように、焼きが甘い所はないかなど観察しながら、ピザの位置を微調整できるのは、初心者にとってもありがたい機能。
60〜90秒という短い間にどんどん変化、あっという間に焼き上がりました。
初めてにしては上出来!?
この日は、テンションが上がり、もうちょっとうまく焼きたいとの意欲も湧き上がって昼夜2回のピザパーティになりました。
焼き立てピザを食べてみる
高温短時間で焼き上げたピザは、本当に最高の2文字。
生地が外はサクサクっとしており、中はもっちりした食感。
お家でお店のようなピザが食べられるなんて…ちょっと感動しました。
もちたらこチーズで和風ピザをつくったり、オレンジレモンでさっぱりデザート系をつくったりとアレンジも自在。
ピザを庫内へスムーズに投入する、
形を保ったまま綺麗に投入するといった改善点はあるものの、
初回からこんなに手軽に本格的ピザができるとは想像以上。
ピザ以外にもいろいろ作れる
「ENRO 窯焼名人」では、ピザ以外にも様々なものを作ることができます。
がっつりお肉料理やパエリア、パンやナンも焼くことが可能。
また、アップルパイやスイートポテトなどスイーツ系まで、幅広いお料理が楽しめるのが魅力です。
「ENRO」公式YouTubeでも、ピザ窯を使ったレシピを分かりやすく紹介してくれています。
実際に、「ENRO」のレシピで「牡蠣のレモンパン粉焼き」を作ってみました。
殻付き牡蠣に、レモンとニンニクなどを混ぜたパン粉を乗せて…
ふっくらジューシー、そしてレモンの爽やかさとニンニクのパンチが効いた絶品料理になりました。
他にもたくさんのレシピがあるので、どんどん挑戦したい欲が湧いてくる。
手軽に準備できて、温度上昇も早いので、やってみよう!のハードルも下がって挑戦しやすいよね。
ENRO ガス式名人の基本情報
「ENRO ガス式窯焼名人」の魅力をお伝えした後は、実際購入すると何が付属されていて、何を追加購入すれば良いかなどをお伝えします。
「ENRO ガス式窯焼名人」に付属されているもの
- ピザ窯本体
- 持ち手
- 温度計
- ピザストーン
- ピザピール
- 収納袋
こちらの6点がついています。
ピザ窯本体は折りたたみ式なので、足を立てるだけの簡単設置。
持ち手は自分で取り付けますが、工具も同封されているので箱から出してすぐに組み立てられます。
ピザストーン:窯の中でピザを乗せる台
ピザピール:ピザを窯の中に投入する道具
収納袋は、おすすめポイント④で説明した通り、本体の上から被せるタイプで収納しやすいですよ。
スペック
手軽に本格的なピザ焼き体験ができる「ENRO 窯焼名人」ですが、大きさもしっかり確認しておきたいところ。
箱から出した印象は、スッキリしているけど意外と大きい?でした。
ですが、28cmまでのピザが焼けることを考えると、このくらいの大きさで納得です。
それに、煙突もなくフラット、余計な装飾もないシンプルなデザインなので、圧迫感も少なく使用できると思います。
サイズと重さ
高さ×横×幅 | 37×58×40cm(組み立て後) |
重さ | 11.3kg |
ガスホースやガスボンベは別売りです
「ENRO ガス式窯焼名人」の本体には、ガスホースやガスボンベは付属していないので、別途購入が必要です。
ガス接続に必要なもの
- レギュレーター(OD缶、CB缶ガスボンベに対応)
- ガスホース
- ガスボンベ
この3点が必要になります。
今回、我が家はポイントが欲しくて別サイトからそれぞれ購入したのですが、ENRO公式サイトからならスターターセットでまとめ買いできます。(ガスボンベだけは別購入)
このスターターセットには「冷凍のピザ生地アソート」もついているので、まさにこれから始める方にぴったりのセット。
使用できるガスボンベの種類と使用時間
- OD缶(約100分間)
- CB缶(約30分間)
- LPG(約11時間)
3種類のガスボンベに対応しています。
我が家は、OD缶を使用しました。
OD缶、CD缶は一定時間以上使用すると、ドロップダウン現象で火力が弱くなりますが、缶を水につけて使うことで防ぐことができます。
LPGは長時間使用でき、火力も1番安定するそうですが、手軽なOD缶CB缶が始めやすいのかなと思います。もしLPGを使用する場合は、8kgではなく5kgのものを使用するようにとHPに記載あり。
ガスボンベ、ガスホースの接続方法
ガスボンベやガスホースの接続方法は、ENRO公式youtubeに解説動画がアップされているのでスムーズに行えると思います。
レギュレーターの栓が閉まっていることを確認してボンベと接続。
ガスホースとレギュレーター、ガスホースと本体を接続して、ゴムバンドで固定。
簡単に接続できました。
持っておきたいアイテム
窯焼ピザを作るにあたって、準備しておきたいアイテムはこちら。
- 耐熱グローブ
- ピザカッター
この2点は必須かと思います。
ENRO公式ショップでも購入可能ですし、お好みのブランドでも◎
刃を保護する収納ケース付きなのが高ポイント
「ENRO ガス式窯焼名人」気を付けるポイント
庫内のピザストーンへの投入が難しい
柔らかなピザ生地をサッとピザストーンに乗せるのが初めは意外と難しいのです。
これは慣れが解決してくれるので、どんどんピザ作りに挑戦しましょう。
また、ピザにたっぷりこんもり具材を乗せすぎると、ピザストーンや庫内に具材が落ちてしまい焦げ付くので、具材の乗せ方も色々試してみるといいと思います。
具材たっぷり、美味しいんですけどね。
狭い庫内のお手入れ
「ENRO 窯焼名人」は投入口の高さが9.5cmと少し狭いので、拭き取る際、手を入れにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でもお手入れ自体は簡単で、固く絞った布で拭き取るだけ。ピザを乗せるピザストーンは汚れをブラシで落とした後、同じように拭きあげます。
ガス式ではありますが、すすもついているので、布は真っ黒に。その都度しっかりお手入れしましょう。
また、手にすすがつくので、お洋服に付かないよう注意してくださいね。
高さのあるものは入らない
先ほど、投入口の高さが9.5cmと書きましたが、そのため高さのあるものは入れることができません。
また、庫内中央上部分に少し出っ張りがあるので、投入できても中央でつっかえてしまう場合も。
例えば、スキレットの深型(6cm)は奥まで入れることができませんでした。
浅型(4.5cm)のものは問題なかったよ。
また、食パンなどの高さのあるパンを作るのは、ガス式窯焼名人では難しいようです。
高さのあるものを作りたい場合は、薪もガスも使える「窯焼マスター」がおすすめ。1番高いところが15cmとのことなので食パンやローストチキンも作れるようです。
屋内では使用できない
「ENRO ガス式窯焼名人」は屋外用です。
自宅で使用する場合は、庭やベランダなどで。
ただし、マンションやアパートによっては規約で火の使用を禁止していることもあるようなので、購入前に規約の確認が必要です。
家族や仲間と特別な時間を
お家やキャンプなど、どこでも本格ピザを手軽に楽しめる「ENRO ガス式窯焼名人」を紹介しました。
お店のようなピザが自分で作れるなんて夢のよう。最高ですね。
家族や友人など仲間内でワイワイ特別な時間が過ごせそうなアイテムになりました。
いつもよりちょっと手間をかけて、でも気楽に始められる手軽さの「窯焼名人」おすすめです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。